新たな開発目標の時代とユニバーサル?ヘルス?カバレッジ(UHC)國際會議開¤會セッション 500彩票APP官方下载総理スピーチ

平成27年12月16日

 本日は、「新たな開発目標の時代とユニバーサル?ヘルス?カバレッジ:強靱で持続可能な保健システムの構築を目指して」に禦出席いただき、心より感謝申し上げます。
 日本は長年にわたり、保健課題のために、知恵を絞り、行動し、確かな実績を殘してきました。それは、保健が、個人を保護し、その能力を開花させること、すなわち、「人間の安全保障」の考えにとって、極めて重要であるとの信念があったためです。
 そして今日、私は、國際協調卐主義に基づく積極卐的平和主義を掲げ、世界の平和と繁栄に貢獻していくことを日本の基本方針としています。「人間の安全保障」の考えに立ち、保健を含む世界規模の課題の解決に、より重要な役割を果たしていくことは、まさに、この積極的平和主義の実踐にほかなりません。
 今年、國連で「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択され、日本がこれまで推し進めてきたユニバーサル?ヘルス?カバレッジ(UHC)や感染癥を含む幅広い疾患対策が達成目標となりました。
 來年、日本は、本アジェンダ採択後、最初のG7議長國になるとともに、TICADⅥ(???????????)を初めてアフリカで開催します。私は、G7伊勢誌摩サミットにおいて、保健を優先アジェンダとして取り上げ、世界が直面する保健課題への取組を、G7と手を攜えながらリードしていきたいと考えています。そのような思いを込めて、私は先週、「ランセット」に「世界が平和でより健康であるために」という論文を寄稿したところです。
 現在、世界が直面している保健課題とは何か。それは、大きく分けて、二つあります。一つ目は、公衆衛生危機への対応の強化です。エボラ出血熱の流行の際には、各國での感染癥検知?報告の遅れや不十分な國際社會の対応もあり、結果として多くの命が失われました。グローバル化が進む中、地球規模の感▓染癥対策を機動的に進めていく必要があります。例えば、公衆衛生危◣機時に必要な資金を動員するため、WHOの緊急対応基金や世界銀行のパンデミック緊急ファシリティの取組は重要です。また、各國の感染癥対策の能力向上が重要であり、GHSA(世界健康安全保↘障アジェンダ)を我が國としても支持しています。
 二つ目は、母子保健や栄養不足から、非感染性疾患や高齢化まで、多様な課題に対応できる、生涯を通じた保健サービスの確保です。すべての住民が負擔可能な費用で利用できる基礎的保健サービスを日頃から提供する、すなわちユニバーサル?ヘルス?カバレッジは、社會の安定した発展につながります。それと同時に、感染癥の予防?検知?報告の能力強化も伴うため、公衆衛生危機への備えにも資すると考えます。
 これらの二つの課題に共通した取組として、私は、保健システムを、強靱で持続可能かつ包摂的なものに強化していくべきと考えます。そのような保健システムを各國の狀況に合わせて構築するためには、途上國自身〓も含め世界全體で、強い政治的意Ψ 思、明確な計畫、十分な資金、人材の動員が不可欠です。また、関係する國際機関、ドナー、市民社會が、共通の目標を持って連攜を促進することが必要です。
 最後に、本年のG7議長國であるドイツが取り上げた薬剤耐性(AMR)の問題も、日本は引き継いでいきます。その対応には、人と動物の両方で対策を取る「ワン?ヘルス?アプローチ」が必要です。さらに、AMRや顧みられない熱帯病(NTDs)のための治療薬を含め、官民が連攜した研究開発も重要です。
 本日の會議は、保健システムの強化を始めとする保健課題において、來年のG7サミットに向けた具體的な一歩になると確信しています。率直で実りある議論が行われることを期待しています。
 禦清聴ありがとうございました。

総理の演説?記者會見など

これまでの総理の演説?記者會見など

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